APNは、携帯電話の回線でデータ通信を行うための接続先設定です。SIMを入れただけで自動設定される端末もあります。すでにモバイルデータ通信ができる場合は、設定を変更する必要はありません。
このページで分かること
設定前に、契約と端末を確認する
- SIM・eSIMの開通、乗り換え時の回線切替が完了しているか確認します。
- 契約している通信会社・プラン・SIMに対応する設定を、APN設定一覧から選びます。旧設定は、契約時の案内で指定された場合に使います。
- 通信会社の動作確認リストで、端末の正確な型番・購入元・SIMの種類を確認します。端末名が同じでも、販売元やモデルによって対応状況が異なる場合があります。
APNの文字列が同じでも、通信会社によってユーザー名やパスワードが異なります。たとえばY!mobileとLINEMOは、一覧でそれぞれの設定を選んでください。
各設定ページの下部には、通信会社の公式手順へのリンクがあります。設定画面の名称や必要項目は、端末・OSによって異なります。
Android・GalaxyでAPNを追加する
- 設定アプリで「ネットワークとインターネット」「SIM」などを開き、利用する回線の「アクセスポイント名(APN)」へ進みます。Galaxyでは「接続」→「モバイルネットワーク」→「APN」などの名称です。
- 新しいAPNを追加し、契約に合う設定値を入力します。このサイトでは、コピーアイコンの付いた値をタップしてコピーできます。
- 認証タイプ・APNプロトコルなど、選択式の項目は画面上で該当するものを選びます。名前は一覧で見分けるための表示名です。
- メニューから保存し、保存したAPNを選択します。保存しただけで、以前のAPNが選択されたままになっていないか確認してください。
入力時は、前後の空白、ピリオド、カンマ、英字の大小、数字の間違いを確認します。MCC・MNCは、公式手順で入力を求められたときに指定の値を使います。空欄の項目を、別の通信会社の値で埋める必要はありません。
手順の例:LINEMOのAndroid向け公式APN設定、UQ mobileの公式APN設定。
iPhone・iPadの設定方法を確認する
まず、通信会社の公式手順で、APNの手入力や構成プロファイルが必要かを確認します。設定欄が表示されない場合もあります。Android用の項目を、そのまますべてiPhoneへ入力するわけではありません。
構成プロファイルが必要な場合は、通信会社の案内に沿ってダウンロードし、設定アプリで内容を確認してインストールします。ダウンロードだけではインストールは完了しません。
このサイトの「iPhone用プロファイルをダウンロード」は、ブラウザ内で未署名のAPN構成プロファイルを生成します。通信会社の公式配布ファイルではありません。Android用のMMS設定やAPNタイプなどは含みません。
以前の通信会社のAPN構成プロファイルがある場合は、通信会社の案内に沿って整理します。確認先は「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」などです。会社・学校が管理するプロファイルは、管理者へ確認してください。APN構成プロファイルとeSIMは別のもので、APNを見直すためにeSIMを削除する必要はありません。
参考:AppleのAPN設定の説明、Y!mobileのiPhone向け設定手順。
Wi-Fiを切って接続を確認する
設定後は必要に応じて再起動し、モバイルデータ通信をオンにします。複数のSIMを使っている場合は、今回設定した回線をデータ通信に選びます。
Wi-Fiを一時的にオフにし、Webサイトが表示できるか確認してください。確認後はWi-Fiを元に戻せます。音声通話・SMS・テザリングは、データ通信とは別に必要な機能を確認します。
接続できない場合は、APNを設定しても接続できないときの対処法へ進んでください。